手すりは直線というのが世界の常識でした。
私達は、直線の手すりで苦労されているお年寄りの皆様や、
体の不自由な方を多く見かけてきました。
私達はもっと人間に優しい手すりがあるのではないかと考え、
研究の末、「階段の杖」としての手すりを開発しました。
「上りらくらく、下りあんしん」、この波形手すりを世界中
の皆様に使って頂きたいと考えています。
また災害時に、沿岸地域の寝たきり・車椅子利用者を
健常者が背負って搬送するとき、
膝への負担が少ない手すりの利用は、大いに活躍いたします。
近い将来、これこそが「手すりの世界のスタンダード」
になる、それが私達の想いと願いです。

- ラクラククネット®は、施行もラクラク・使ってラクラク
- 施行は、FPKナカタケ株式会社独自の首振りブラケットを支柱に使用する事により、
現場調査・製図・輸送が今までより低コストで、らくらく。
階段の上り下りは、波がた部分の使用で膝への負担が軽減されて、らくらく。


手すりに水平部分があることで膝への負担が1/3以下に。
滋賀県立大学工学部・人間融合工学研究チームとの共同研究では、手すりに水平部分があることで
体を支えやすくなり、膝への負担が1/3以下になるという測定結果が得られました。
(「機会学会」「振動学会」にて論文発表)
-
《膝にかかるモーメントの測定》
- 歩行補助手すりが水平面を有することで、手のひらで体重を支えやすくなる。
- 脚を曲げる角度が小さくなると共に負担が大幅に減少する。
- 昇りの時、垂直面を引き付けることで、さらに床半力が減少する。
また、さらに両手で水平面と垂直面を支持することで体が安定する。
- 滋賀県立大学工学部・人間融合工学研究チーム レポート>>
- ※画像をクリックすると拡大表示します。
※画像をクリックすると拡大表示します。
バリアフリー新法のガイドライン指針に適合など、
公的機関からも様々な評価をいただいています。
- バリアフリー新法ガイドライン/ 国土交通省
-
2006年に施行されたバリアフリー新法のガイドライン※1では、ラクラククネット1段で、2段手すりと同等
もしくは同等以上の機能を有するとして、国土交通省のガイドライン・設計標準の指針に適合となりました。
※1旅客施設編ガイドライン2007年7月、建築設計標準2007年12月、都市公園ガイドライン2008年1月それぞれ発表済 - 新技術情報提供システムNETIS (ネティス) / 国土交通省
-
新技術に関わる情報共有及び提供を目的として、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用される
データベースシステムです。従来技術より活用の効果が高い技術として登録されています。
登録番号: CB-040051-A - (財)共用品推進機構/ 経済産業省
-
身体的な特徴や障害にかかわりなく、
より多くの人々が共に利用しやすい共用品として認定されています。 - (財)日本産業デザイン振興会/ 経済産業省所轄
- 2001年にグッドデザイン賞を受賞しました。
- ◎九州大学がモニタリング実施。
- 科学的検証評価を得ました。