00 住宅設備・商業施設 
両マーケットへ向けて。

ナカタケグループとなった後も、FPK時代の住宅設備を取扱う取引先様との関係をそのままに、FPKナカタケとして、さらに商業施設の特注家具分野を取り込むという目標は、他の工場の中であまり例を見ないものと思います。

個人様の所有物(住宅・マンション)にあたる住宅設備品は、品質管理の厳しさを要求されながら、年間を通じてOEM商品の安定供給・さらに新商品を開発する仕事がメインになります。
一方、商業施設品はデザイナーの意図、オーナーのコスト要望、運営会社の利用にあたっての注意点、すべてを検討しながら、納期に対応できる方法を提示して、より施設に合った商品を製作します。
ふたつは同じ製造品であってもアプローチは全く異なります。

景気のサイクルの中、お互いの市場は意識しあっており、日本のインテリア環境はどんどん優れたものになるはずです。
その一助を担う工場を目指して頑張っています。

専務取締役 営業本部長
柏木 義秀

01 将来に向けて
先を行く企業でありたい。

平成30年5月よりFPKナカタケ株式会社となり、会社自体様々な変化がありました。住宅設備だけではなく、商業施設の特注家具を取り組み、高度な技術のレベルアップを目指して日々取り組んでおります。

そして、時代はデジタル化にシフトしつつある中、当社も導入を進め、受注から製作・出荷までの一連の流れをよりスムーズに行えるよう、将来に向けて先を行く企業でありたい、そう目指しております。

SDGsを面前に掲げ、従業員・お客様にとって『すごい会社だ』と思って頂く環境作りに取り組んで参ります。

取締役 業務企画設計担当
熊谷 直也

02 大量生産を可能にする人材力。

突然、製造部門のトップになるように言われ、驚きました。
製造の現場には年齢の上の人も多く、さらには上海からきた家具職人も。
どうやってまとめていけばいいんだろうと悩みそうでした。
社長からは自分らしくやれば良いといわれたのですが、
抽象的な表現でよくわからなかったんです。
今、社会はこれまでにないスピード感でさらなる変化を遂げています。
多様な価値観・働き方・生活様式が一般的になりつつある中、
自分のような若い者でも、すでに世の中にはたくさん活躍している方はいます。
いろいろな人から良い部分を貰って、自分のスタイルを確立すればいいんだと気づきました。
今はシンプルに家具を製作する工場として、お客様を理解し、
パートナーとして考えていただけるように努力を続けていきます。

取締役 製造部担当
畑田 裕之

03 作るものは多種多様。
モノづくりから空間づくりへ。

メインは住宅用の洗面カウンター天板の人工大理石の加工になりますが、
さまざまなジャンルのモノづくりにかかわっています。
デザインされた家具を実際に製作する際には様々な困難に直面します。
指示通りに作ってもこのスケッチのようにはなりませんということもあります。
最善の策をみんなと検討し、納得してもらうようにしていく過程が醍醐味です。
現場での施工も増え、空間づくりに自分自身が携わっている実感、
施設を良いものにしたいという使命感で取り組む皆さんと仕事するのは格別です。

第2製造課 課長
松井 章博

04 知恵と技術、次世代への継承。

上海での特注家具製作の現地技術指導から、FPKナカタケへ移り、新たに日本の若者に今まで経験して身につけた知識と技術を伝えることに全精力を傾けて、日々忙しく過ごしています。
それがそのまま会社の財産になると信じて。

うるさい、うるさい、おっさんの私の厳しい指導にも、目を輝かせて取り組む若い社員を見守ることは楽しくもあります。
またナカタケの上海竹中木業からFPKナカタケへ転勤してきている中国人スタッフにも気を配り、活力のある元気な家具工場にしていきますよ。

製造指導役
林 泰彦

05 隔たりのない、
コミュニケーション。

若い方から年配の方、女性社員、さらに中国をはじめマレーシア・ネパールの方、多様な人材が力を発揮できる会社として環境を整える。
その一点に注力して努めています。

若い社員を役職に抜擢していることを強くアピールしていますが、ベテラン社員も多く、皆で風通しの良い組織を目指し月一度のレクリエーションの機会で体を動かしたり、他部署の人との接点を増やすことなどを企画しています。
社員が自分の知り合いを紹介してくれる機会が増え、嬉しく思っています。